家族葬エピソード137:「お疲れ様でした。ありがとう」

突然ご自宅で倒れられ、そのまま帰らぬ人となられた故人様。
「本当に突然で朝も普通に一緒にご飯食べて、話をしたのに...」と信じられない様子でお話されていたのは長女様でした。

先立たれたご主人の為に毎日ご仏壇にお参りされて「お父さんはいつ私を迎えに来てくれるのかな」と零される故人様にお孫様が「そんなこと言わんでよ。ばあちゃんはまだ一緒に居ようよ」と声をかけていたとお伺いしました。
お式の前にお柩のおそばに居られたお孫様は「ようやくおじいちゃんのところに行けたんですね」と寂しそうに涙を浮かべていらっしゃいました。

料理が得意でおはぎやちらし寿司などたくさんの手料理を御家族に作られており長女様より「孫の面倒も沢山見てもらった、お彼岸にはいつもおはぎを一緒に作ってたけどもう食べれないんですよね」とご遺影写真を見つめられながらの言葉がとても印象的でした。

スタッフで話し合いお好きだった果物をご用意したところお孫様が大変喜んでいただき「おばあちゃん、良かったね。向こうでおじいちゃんと一緒に食べてね」とお柩にお供えされておりました。

最近は特に足が弱くなられていたそうで「痛い、辛い...」と零しつつも「頑張らんとな」と歩くリハビリをされてこられた故人様のことをご親族皆様が「あの人は本当に努力家やった」とお話されておりました。

お別れのお花入れではたくさんのお花をお柩に入れられ、お孫様と長女様より「お疲れ様でした。ありがとう」とお言葉を送られご出棺となりました。

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家族葬エピソード136:コロナ対策をしてのお別れ

事前相談の時から対応させていただいた喪家様でした。
ご依頼の1週間ほど前にみえられており、私もお式のお手伝いに入らせていただく事になりました。

ご相談時にみえたのは、故人の娘様でした。
一人娘様で、ご主人様と色々とご相談され、
「主人からは、好きなようにして良いからと言われて話して来ました。」と言う、お言葉を
鮮明に覚えていました。

「普通、兄妹が居たら色々と相談して決められるのだけれど...。
私は一人娘なので。主人とはある程度話しています。
相談する相手が主人だけれど、自分の良いように決められるからそれはそれで良かったのかもと思っています」
そのようにお話しされておりました。
喪主も自分が、と仰っておりましたが、ご主人様が喪主をされました。

ご要望では、今、コロナの時期。
密を避けたい。
身内は少ないので儀式は行わない。
お参り来ていただき、皆様には献花をしてもらう。
ご参列という形は取らずにご散会してもらう
というスタイルになりました。

御自宅でご納棺させていただき、会場まで
移動してもらい、献花という形のお別れとなりました。
故人様と共に会場に到着され、故人様を式場に御安置させていただきました。
一緒に来られた娘様から「先日はありがとうございました。」とお言葉を掛けられました。
「私もこんなに急にとは思いませんでした。
ご愁傷様でございます。」と話し、「この時期、病院の面会も出来なくなるので...家に連れて帰ろうかと思っていた矢先...急にこのような事になってしまいました。」と寂しげに話されておりました。

到着されてからは、「父親を1人きりにしてはおけないので。」と、御家族様のどなたかは式場に居てくださいました。暫くすると、お参りの方々も徐々におみえになり対応していただきました。

「この時期なので密は避けたいのです。
時折、アナウンスして頂けますか?あと、
式場後方に父親が描いた水墨画や写真なども観てもらいたいのでアナウンスして欲しいです。」とのご要望でしたので
そのようにさせていただきました。

お別れの日もお時間を限定させていただき、おみえになられた方には献花をしていただきました。
最後に、御家族皆様に献花をしてもらい...
お別れへとなりました。
皆様でお柩いっぱいになる程、お花を手向けていただきました。
喪主のご主人様は奥様へ、「あなたが納得出来るまで...ゆっくりとお別れをさせてもらって納得出来るまでしたらいいよ。」とお言葉を掛けられておりました。
喪主の方のさりげない優しさ。
奥様に掛けるお言葉。
お別れの寂しさの中にも御夫妻の深い愛情を感じました。

ご出棺ののち、大分市葬祭場にて故人様との最後のお別れをされ...火葬炉へと。
点火のボタンを押すのを、戸惑う娘様。
喪主様は横から寄り添い...ポンッと娘様の手により点火ボタンが押されました。

控え室へ皆様で行き、娘様は「こんなお別れで良かったのでしょうか?」と仰っておりましたが、それぞれの想いの中でのお見送り。
私はとても良い形でのお別れが出来たのではないかと感じたお別れでございました。

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家族葬エピソード135:「想いのこもった一羽の折鶴」

故人様は80代の男性でした。
沢山のお花と沢山の折鶴と共に旅立たれました。

1人の女性が折り紙を手にされていました。
好きな色を1枚取り出し何かを折り始めたのですが、最初から上手くいかない様子...。
あと30分でお式がはじまる。
時計をチラチラ見ながら焦っているようでした。
「どうされましたか?」
声をかけると「上手く出来ないの!」とすでに諦めようとしていました。

「一緒に折りましょう」と私も隣に座らせていただきました。
その女性は過去に脳梗塞を患い、思ったように出来ないと仰っていました。

それでも一生懸命。時間はかかりましたが一羽の鶴を折り上げました。感激され喜んでいると、いつのまにか他の親族の方も続々と周りに集まり思い思いに折り始めました。
ちょっとしたサークル活動のようになりみんなで机を囲みワイワイと作品を作っていました。

お柩の中でお花に囲まれ眠る故人様。
そこにお一人お一人、ご自分が折った鶴をたむけていきました。
涙が溢れ言葉に出来ない奥様にかわり、長男の方が代弁するようにはなし始めました。
「父は癌を患ってから1ヶ月余り辛い思いをしました。それまでも病気がちな父でしたが、子供2人を連れ家族4人で色々な所へ旅行に出掛けました。とても優しく穏やかな父でした」と。
最後に一言言いたいと故人様に向かい『ありがとうございました』と深々と頭を下げられました。
その想いに皆さまも感激され、あちらこちらのお席から嗚咽の声が漏れ聞こえました。

出棺の時。
ご遺族様は穏やかな表情をされていました。
故人様のお顔もまた、とても穏やかでした。

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家族葬エピソード134:「日々の生活が本当の供養」

90代の故人様。
2年前に奥様を当社の同じ式場にて送られておりました。

喪主様より「母の時は父もここで見送ることが出来たので、またこの式場にしようと思ってました」とお言葉を頂きました。
スーツに着せ替えをしたご遺影写真にご親族様は「なんだか、お父さんって感じやね」と喜ばれておりました。

通夜式の終わりお寺様のご法話で「日々の生活をしっかり送ることこそが本当の供養になる」とお話されると喪主様はしっかりの頷かれてお柩をじっと見つめられておりました。

お式の前に花祭壇の中に先立たれた奥様がお好きだったお花があり「これ、お母さん好きやったけんお父さんに持って行ってもらおう」とお話されているの聞き、担当の男性スタッフの提案でお別れの際そのお花だけで花束を作りお柩に奥様のお写真と一緒にお入れ致しました。
「お父さん、お母さんに絶対届けてね」とお声を掛けられ最期のお別れとなりました。

ご出棺の間際喪主様より「母と父をここで見送ることが出来て良かったです。ありがとうございます」とお言葉を頂き、想いを繋ぐお式のお手伝いができて嬉しく思いました。

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家族葬エピソード133:「納棺に『おー!みちがえたなぁ』」

故人様は、長い闘病生活をされた後、お亡くなりになりました。
故人の奥様と喪主であるご長男さまに、「お見送りをする際に何かご希望はありますか?」とお聞きしました。
すると奥様から、一度も袖を通してないオーダーメイドのスーツがあり、「ぜひキチンと着せて欲しい、その姿を最後目にやきつけときたい!」と、熱心に伝えていただきました。

通夜式の前に納棺師立ち会いのもと、納棺の儀が始まりました。
「一度も袖を通すことがなかったのよ」と何度も寂しそうにつぶやく奥様に、喪主様が「今から着せてくれるよ」と背中をさすりながら小さな声で囁いていました。

濃紺のスーツに、夏使用の小さな花が刺繍されている瑠璃色のネクタイを納棺師によってお召いただきました。
髪も整えられたスーツ姿の故人様をご覧になり、奥様はモチロンのこと周りにいらしたご親族の方達も、「おー!みちがえたなぁ」と大変喜んでいただきました。

最後にお顔のまわりにお花や折り鶴を飾っていただき、故人様のお顔はとてもりりしく、生前と同じいでたちとなりました。
奥様も「すごいねぇ、ずっと納棺師さんを見てたけど、こんなに二人で息を合わせて丁寧にしてくれるんやねぇ、びっくりした。たのんでよかったわ、ホントによかった」と感激され、ありがとうの言葉を何度もいただきました。

儀式も無事に終わり、最後のお花入れの時に、お柩のふたをはずし故人様のお姿を改めて皆様でご覧になり、「いやぁ、眠ってるみたいやな。男前になった」と皆様が口々におっしゃり、その度に奥様はニコニコしながら、ウンウンと嬉しそうにうなずかれてました。
お別れも終わり奥様も喪主様も、最初にお会いしたときよりもお顔が明るくなられた気がしました。

希望通りになって、よかった-、ホントにありがとうと奥様が最後に言って下さり、晴れわたる空の中でのご出棺となりました。

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家族葬エピソード132:「これから先、どう過ごそう・・・」

沢山の綺麗な花に囲まれて、向日葵の背景の柔かく朗かに笑っていらっしゃるご遺影写真...

そのお写真を感慨深げに眺めている娘様がいらっしゃいました。
「10年前に脳梗塞で倒れてから、私がずっとみて来たんです... 」と涙目で話されておりました。
「半身麻痺になり、言語の聞き取りに、1年かかりました。それから身の回りの事を全てやってきました。それが...今、どうしようこれから。って気持ちなんです」と話されて悲しげにまた、お写真を見つめられていました。

「ご遺影写真の表情が優しくて、とても感じがいいですね。」と話ましたら、「洋服も、母がいつもデイサービスで着ていた、脱ぎ着しやすい洋服で、母らしいと思ったのでこの写真にしました。」と仰っておりました。
あと、祭壇もですが、その他の生花もとても喜ばれていました。お母様はお花が好きだったと言われておりました。

故人様は80代のお母様でした。
喪主様はご長男様が務められました。
病気の為、お母様の身の回りの事をずっとみて
一緒に暮らしていたのは娘様でした。

10年間、お母様を必死でみて来られたのをとても感じとられました。
そして、これから先、お母様の居なくなった日々をどう過ごそう...心にぽっかりと穴が空いてしまったような様子に見受けられました。

お参りにみえたご親族様方の前では気丈にされており、ご一緒にお母様のそばに行かれて
思い出話などされているご様子でした。
喪主様は、お席に座り、ずっと祭壇のお写真を見ていらしたのが寂しげで印象的でした。

いつも居るのが当たり前の日々を過ごされて来たご兄妹の悲しみのお別れのお式となりました。

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家族葬エピソード131:「母の花壇の鮮やかな紫陽花を祭壇に」

故人様の遺影写真はお花の背景に華やかなお洋服に身をつつまれていました。

初めて遺影写真を目にしたご親族様は「あらーキレイねー」と口々に仰っていました。
ご遺族様は「お花が大好きだったからこれにしてもらったの」と嬉しそうでした。
その後も式場に到着された方が口々にに「この写真はいいねー」「こんな風にも出来るんやね」と感動していました。

『子供達が巣立ったからこれからは大好きな花々を育てるため花壇の手入れをする』そう言っていた故人様。
そんな矢先、病気が見つかったそうです。
それでも好きな園芸を励みに今までがんばってこられました。
「どんどん身体が思うように動かなくなり悔しい思いをしたと思います」と辛い表情をされる娘様でした。

次の日、その長女様が立派な紫陽花の花を数本握りしめて式場におみえになりました。
頬を紅潮させ「綺麗に咲いたの!母の花壇の花」と少し興奮気味でした。
朝露に濡れ輝く紫陽花は本当に綺麗でした。

「すごく綺麗ですね!」と言うと、「そうでしょ!今までこんなに咲いた事なかったのよ!でも、これお柩に入れて良いのかな?」と気にされていました。
「もちろんです。でも、その前に飾ってお供えしませんか?」と伝えると、「いいの?そうしたい!」ととても嬉しそうでした。

お別れの時。
お柩の中には祭壇の色とりどりの花と、お母様が生前大切に育てられた紫陽花がおさめられました。
まるでこの日のために鮮やかに咲いたような紫陽花の花。
お母様と一緒に旅立つために...。

ご遺族様もスタッフも心があたたまるお葬儀でした。

家族葬エピソード130:「おじいちゃんの好きなものでいっぱい」

今回のお式は担当の男性スタッフと一緒にご自宅で打ち合わせ等に立ち会わせていただきお話をたくさん伺いました。

お酒は全く飲まず代わりにジュースやお饅頭など甘いものがお好きだった故人様。
奥様より「仕事一筋であんまり趣味というものがなかったけどお風呂上がりにアイスを出すと嬉しそうにしてた」とお聞きしました。

担当のスタッフと相談をしてご自宅から式場へご移動の際お好きだったお饅頭をサプライズでご用意致しました。
奥様をはじめご遺族の方には大変喜んでいただき「おじいちゃんの好きなものでいっぱいです、ここまでおじいちゃんのことを思ってもらえて嬉しいです。」とお言葉を頂きました。

通夜葬儀ともに隣保班の方が多くご参列され式場に用意しておりました折り紙に「あの人にはとてもお世話になったので...」「うちのおじいちゃんとすごく仲良くしてくれていたので...」と感謝とお別れの言葉を書き折り鶴にされておりました。

長男様のご挨拶で「父はあまり感情を表に出すような人ではなく、遺影写真のような柔らかい笑顔を浮かべているような人でした。地域の方達に支えられ幸せだったと思います。母の事をこれからもよろしくお願いします」と故人様の人柄についてお話され参列の皆様は涙を浮かべておられました。

お花を入れてのお別れの際、奥様がお顔の横にアイスとお饅頭を入れて「お疲れ様でした」とゆっくり囁かれておふたりの愛情を感じました。
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家族葬エピソード129:「みんな頑張っていきます」

「この写真は山に登った時の写真なんですよ。」

にっこりと微笑まれてポーズを取られたお写真を見ながらお話ししてくださいました。

今回お手伝いさせて頂きましたお式の故人様は、山登り、ゴルフととてもアクティブなご趣味をお持ちでクラッシック音楽とお酒が大好きだった80代の男性の方でございました。

喪主様は一緒に住んでらしたご長男様。
祭壇のお写真は山に登った時に撮られたお写真でございました。
良く日に焼けて微笑まれ真っ白い歯がとても印象的でございました。

「クラッシック音楽が大好きだったので、家で聴いていたように聴かせてあげたいんです。」
たくさんのCDを持ってこられており、ご親族様のご提案で式場には故人様の好きだったクラッシック音楽を時間の許すお流し致しました。

お式の中で5人のお孫様お一人、お一人が故人様との想い出をお話ししてくださいました。
一緒に遊んで貰ったこと...
欲しかったおもちゃを買って貰ったこと...
進路に悩んだとき相談にのって貰ったこと...
故人様がお孫様と一緒に過ごされたそれぞれの時間をいかに大切にされていたか伺えました。

ご親族の皆様にはメッセージの言葉を書いていたただいた折り紙で折り鶴を折って頂き、たくさんの華やかなお花と、大好きだったお酒と一緒に入れていただきました。
「じいちゃん、ありがとう。じいちゃんの孫で本当に良かった。これからみんなそれぞれに頑張って行きます。」
お孫様5人で言われたお言葉が最後のお別れのお声がけの言葉となりました。
蝉の鳴き声と、クラッシックが流れるなかでのご出棺となりました。
お見送りのあとのお孫様5人の晴れやかな笑顔が印象的なお式でございました。
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家族葬エピソード128:「表出される感情の変化」

判田台会館でのご葬儀。

故人様をお迎えししばらくしてもなかなかどなたもおみえになりませんでした。
やっとご親族様が集まり始めたと思っても皆様すぐに控室に行ってしまい、ポツンと式場にいらっしゃる故人様に対し切なく感じました。

気になっていたら、喪主である長男様から「父親とはあまりいい思い出がなくて」と打ち明けられました。
「そうだったんですね...」と同調したもののやはり気になる。
(最後だから悔いの無いよう過ごしていただきたいな。)そう思うしかありませんでした。

開式30分前。
式場にポツポツと集まりはじめた皆様。
それでも故人様にお声掛けされる方はおらず、親族様方でお話しされていました。

しばらくして知人の方がお一人お参りにみえました。
故人様にお声掛けしたあと喪主様に挨拶され、「あんたも大変やったなぁ」と背中をポンポンと軽く叩きました。
すると喪主様の表情が和らぎ、知人の方と一緒にはじめて故人様の側に行きお柩を覗きました。
そして「うん、大変やった...」そうポツリとつぶやきました。
苦笑しながらもさっきまでとは明らかに表情が違う喪主様に、次々とご親族の方々がお柩の側に集まり、故人様の思い出話がはじまりました。

場の空気も和らぎはじめたころ開式となりました。

葬儀は粛々と進み終わりのアナウンスを告げたあと、喪主様が急に立ち上がりました。
最前列から私達スタッフに頭を下げ「急にすみません。謝辞はしないとお伝えしたし、さっきまでするつもりもありませんでしたが、やっぱり最後に一言挨拶させてください」と。

担当スタッフも「どうぞ」と喪主をご案内しました。
他のスタッフ全員、顔を見合わせ(良かったね)とアイコンタクトをしました。

ぎごちない始まりでしたが、最後にはみんなで思いを込めたお見送りができて本当に良かったと思います。
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