家族葬エピソード

2年前にお母様を亡くされ、お父様と娘様、そのご友人達でお付き添いをしお別れをしていただいた、その娘様が来館されました。
これまで、初盆のご相談など何度か来ていただいていたので、私もよく存じておりました。
以前より少しやつれたようなお顔でした。

ご相談は、
「まだ、納骨できずに自宅にお骨壺をそのままおいています。
このまま置いていてもいいのでしょうか？」
と言う事でした。

最近よくあるご質問でした。
「昔から49日、忌明けの時にお墓、もしくは納骨堂に納骨をする、と言われてます。
ですが、最近では、ご家族様の色々なご都合もあり、火葬してすぐ納骨される方も、いらっしゃる。
まだまだ、手元に置いときたいと願う方は、お気持ちの区切りがつくまで側におき、ご飯等をお供えしています。何か良くて悪いかではないと思います」
と答えさせていただきました。

「お父様は、大丈夫ですか？」
とお聞きすると、
「実は父がずっとふさぎ込んでいて、体重も50キロをきりました。
体はどこも悪くないのに、、、お酒ばかり、飲んでるからだと、思うんですが、、」
と泣きながらお話をしてくれました。
「お骨が側にあるから立ち直れないのか、離したほうがいいのか、、」
と。

毎日お父様を見て、悩まれていると日々、大変な想いをされている様子が、ひしひしと伝わってきました。

私も、
「無理にご納骨されるより、やはりお父様とご相談されながら焦らないで決めていく方がよいと思います」
としか、答えることができませんでした。

ご葬儀が終わっても、お骨になっても、まだまだ立ち直れていない方は、沢山居るのだと身に沁みて感じました。
私は何もできませんが、お話は聞くことができます。
葬儀が終わればそれで終わりではなく、事前のご相談、ご葬儀、そしてその後も寄り添っていけたらという想いが大変強くなりました。
一日でも早く、お父様と娘様が、笑顔をとりもどされることを願うばかりです。

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今回のご葬儀は、お身内の方は遠い親戚の方のみで、参列はせず、喪主となられるかたは、故人様が長年にわたってお勤めされていた会社の代表の方でした。
自分が産まれた時から、会社で働いてくれていて、退職後何かあれば全てお世話をすると言うことになっていたとのこと、、、

お柩に納めるお洋服、そしてりっぱな千羽鶴かありました。
実は、喪主様のお母様が故人様と大変仲がよく病気になった時に、
「早く、良くなって！」
と親友の方とお二人で作ったと言う事でした。
「ホントは１番に駆けつけてお別れをするのだけど、、その二人が先に亡くなったのよ、、」
と残念そうにお話をされる喪主様でした。
懸命に働いていた証に、会社からの感謝状がありました。
長年にわたり、とても尽くしてくれて、自分にとっては社員でもあったが親戚のおばちゃんのようだった、、と昔を懐かしみ涙されていました、

最後のお別れに集まられた方達も、一緒に働かれていた方達でした。
お花入れの時には昔話をしなごら
「いつも、ケンカばっかりしよったなぁ?」
「俺なんかクソ親父ー！ちいつも言われよったわ」
と楽しそうににこやかにお別れをされていました。

「今頃お母さん達にあってるかな？」
と喪主様がつぶやくと
「向こうでワイワイ言いながら話しよんわ！」
と喪主様の肩をポンポンと叩かれました。

長年一緒にお仕事をされていた方達との絆を感じました。

お身内の方が居なくでも、こんなあたたかなお見送りをされている故人様は、幸せな人生だったんだろうと思わずにはいられないお別れとなりました。

皆で火葬場に行って、お骨を拾おうと、誰からともなく言われている光景にとても暖かな気持ちになりました。

頼れる姉御肌が代名詞。面倒見が良く、常に人を気遣う思いやりに満ちたお人柄で、人とお話しされるのが大好きでいらっしゃった故人様。

ご親族様他、ご友人、知人の方々からも慕われ、皆様早くから式場へ足を運んでくださっていました。
お柩に眠る故人様のお顔をご覧になりながら、ご家族様とともに故人様との思い出やご生前のご様子、お話しされていたこと等を伝えられるお姿に、共に偲ぶことの大切さを教えていただきました。

「言葉を交わすこともできなくなりましたが、心は繋がっています。
故人の死を通じて心の繋がりはより深くなります。
ご生前の姿をたくさん思い出して、花束に代えていただきたいと思います」
お寺様がお話しされたそのお言葉は、みなさまの悲嘆の心をぬくもりで包んでくださったように感じました。

「いっぱい遊んでくれて楽しかった」
「優しさに救われました」
「いつも相談にのってくれて、その度に慰められ、勇気づけられました」
「分け隔てなく深い愛情を注いでくれました」
「家族みんな大好きでした」
みなさまからお伺いしたお言葉一つ一つを紐解くと、『ありがとう』の想い、ただひとつ。

お別れの時。
祭壇の色鮮やかなお花や、届けられたご供花をみなさま思い思いに手向けられる中、故人様がお好きでいらっしゃった胡蝶蘭をお顔まわりへ。
胡蝶蘭の花言葉は『純粋な愛』
みなさまの想いや、故人様のお人柄を表しているかのようで...故人様のお顔はさらに美しく華やかになり、旅立ちに彩りを添えたように見えました。

途切れることのない「ありがとう」のお言葉がこだまするように式場内に響き渡り、皆様の涙が故人様という存在の大きさを物語っていました。

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故人様はお誕生日を迎えたばかりのお父様。
病がわかって3ヵ月。
周囲のサポートを受けながら、慣れ親しんだご自宅で最愛の奥様に手を握られ最期の時をお迎えになられました。

ごく最近、お誕生日に撮影されたお写真をご遺影写真に選ばれ、そこには子供様やお孫様に囲まれてとても幸せそうな笑顔のお姿がありました。

式場ロビーに飾らせていただいた思い出コーナー。
笑みが溢れるような故人様のお若い頃のお写真から家族写真まで、歩んでこられた道のりが窺えるものがたくさんあり、皆様の目を引いていました。
お人柄や、記憶の片隅にあった思い出を手繰り寄せるように語り合うお姿や、用意させていただいた折り紙に向かい真剣な表情で想いを綴られ折り鶴にされるお姿を拝見し、とてもあたたかい気持ちになったのを覚えています。

故人様と過ごす最後の夜は、ご家族みなさまの賑やかな声に包まれて、故人様にとってご家族のぬくもりを感じた幸せなひとときだったように思います。

お式も終わる頃、奥様からご家族の皆様へお話しがありました。
『こんな楽しい人生はない』
『子供や孫にも恵まれこんなに幸せでいいんだろうか』
故人様がよく奥様におっしゃっていたお言葉を伝えられると、ご家族おひとりおひとりの名前を呼ばれ
「○○ちゃん(故人様)を大好きでいてくれてありがとう」
と御礼を述べられました。
式場内は別れを惜しむ涙で包まれ、命の尊さをあらためて感じました。
涙をこらえお話しされた奥様のお姿は愛情に溢れ、家族という存在の大切さ、ありがたさをしみじみと感じていらっしゃるように思いました。

お別れの時。
お孫様方も私共スタッフと一緒にお花を摘んだりとお手伝いしてくださり、想いが込められた折り鶴とともに、一輪も余すことなく全てのお花を手向けられ、旅立ちを彩りました。

たくさん涙もしましたが、最後は笑って
「ありがとう」
「がんばったね」
と、おひとりおひとりがお声を掛けられ、ご家族様の愛に包まれた故人様の表情は
『こんなに幸せでいいんだろうか』
と伝わってくるような微笑みを浮かべているように見えました。

芯が強く、とても優しいお人柄で、生きていく上で大切なことを教えてくれた故人様。その背中は今、3人の娘様そしてお孫様へと受け継がれています。

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今回お手伝いさせて頂きましたのは70代男性で長らく病気と闘われていたそうで横になられた姿をご覧になり喪主様は
｢キツそうな顔ばかり見てきたからこの寝顔見ると安心する｣
と静かに呟かれているのがとても印象に残っております。

ご納棺の時にお好きだった帽子とご趣味で描かれていたイラストの色紙をお棺にお納めされました。

素敵なイラストですね、と声をかけると長女様が
｢うちの子供たちから漫画を借りて描いてたんです。
大工だったのでこういうの得意だったんです｣
と色紙にそっと手を添えられてお話をしてくださいました。

故人様には3人のお子様がおり3人でお棺を囲まれ
｢小学生の時門限破って俺だけ外に出されてたことあったやん｣
など思い出を語り合っておられました。

ご用意しておりました折り紙をご家族様でたくさん折り鶴やお花を折って下さり喪主様からはお手紙もありました。
｢この人に手紙を書くなんて結婚前以来だから恥ずかしいね｣
と照れたように微笑む喪主様の目には涙が浮かんでおりました。

ご親族も多く集まられました。

お式の最後に長男様より
｢父はみんなも知ってる通り普通の人とは違う男でした。
俺たち家族もいつも振り回されてばかりで喧嘩をしたことだって1度や2度じゃありません。
でも、父の子供であることに後悔はないしこれからも父の大きな背中を見て進んでいきます｣
と涙ながらに挨拶をされると喪主様やご家族ご親族の方たちからもすすり泣く声が聞こえました。

お花入れのためにお柩の蓋を開けるとイラストの色紙を見たご親族様が
｢これ私に頂戴？形見にする｣
とお話されお持ち帰りになりました。

喪主様がユリの花をお顔の近くに置かれると
｢やっぱりあんたは花とか似合わんな｣
とおっしゃられると長女様が
｢そりゃ大工のおじさんが花が似合うわけないやん｣
と声をかけられお別れは和やかな雰囲気のままご閉棺されご出棺となりました。

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この度お手伝いさせて頂きましたのは1年前にお父様を送られたご家族で今回はお母様とのお別れでした。

お父様の際もお手伝いをさせて頂いた時に参列されていたお母様を覚えております。

車椅子で耳は遠いようでしたがとても元気な方でお参りに来られたご親戚に
｢元気にしてるかえ？｣
｢久しいなぁ、今何しよるの？｣
と大きな声で話しかけられているお姿が印象に残っており、突然のお話にただ驚くばかりでした。

式場に向かいますと喪主様より｢今回もお世話になります｣
と声をかけて頂きました。

お父様の時よりもご表情が暗く突然だった別れに動揺を隠しきれないご様子でした。

二男様の奥様より
｢何となく体調が悪いって電話を2日前に受けて本当は今日、病院に行く予定だったんです。
もっと早く病院に連れて行っていれば...｣
とお話があり本当に急な事であったんだと苦しくなる思いでした。

お別れに駆けつけられたご親族も驚きと動揺のご表情でかける言葉も見つからないといったご様子でしたが喪主様が
｢こんなに早く親父のところに行くなんてそんなに仲が良かったんかな｣
と零すとご親族も
｢お互いよく口喧嘩しよったけん相手が居なくなって寂しくなったんやろ｣
と声を掛けられると喪主様は静かに涙を流されておりました。

お父様の時と同様にたくさんの折り紙と手紙をご用意されており喪主様が
｢親父の時は覚悟してた事だったから落ち着いていたけど母親は突然だったから気持ちの整理がついてない。
手紙に気持ちを書いてみたけどあまりまとまらなかった｣
と心境をお話してくださいました。

お別れのお花入れでは喪主様をはじめ親族の皆様が言葉を詰まらせるほど涙を流されており、惜しまれながらもご出棺となりました。

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故人様は90代の女性でした。
闘病期間が長く皆様こころの準備ができていたようでした。
故人様のご姉妹も長女様も皆様でお柩を囲み穏やかにお話しされていました。
「あーキレイやね！」「眠ってるだけみたい」と。
女性ばかり皆様お話好きです。

しばらくしてお孫さん夫婦と５人のお子様が到着しました。
ひ孫にあたる５人のお子様は全員男の子で、またまた賑やかになりました。

小さな子供達はみんな元気で色んなものに興味津々。
そして飽きる。
そして走り回る。
泣いたり笑ったりを繰り返しながらお式の時間をむかえました。

お経が始まると一瞬静かになりました。そして...
式場後方から子供達の叫び声！
お寺様も慣れていらっしゃるようで怯むことなく読経を続けられていました。
故人様、こんなに可愛らしいひ孫様達を笑いながら見てらっしゃるんじゃないかと、すこし想像してしまいました。

賑やかなままお式が終わり、次はお食事です。
テーブルセッティングも終わらないうちに子供達の晩御飯は始まり通夜の夜は更けていきました。

葬儀の日の朝、前日にお渡ししていた折紙とお手紙を子供達のお母さんが持ってきてくださいました。
「みんなこの時だけは静かになって一生懸命作ったんです」とカゴいっぱいになった折り紙とお手紙を嬉しそうに見せてくださいました。
お預かりしお柩の側にお供えすると他の皆様もお柩の側に集まり「あらーお手紙書いてくれたん？」「これはワンちゃんやわ」と和やかな雰囲気になりました。

お別れの時、お花をお柩におさめ、その後子供達は銘々自分の作った折り紙や書いたお手紙をおさめていきました。

最後まで明るく、長女様も努めて明るくお見送りされていたのがとても印象的でした。

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故人様は80代後半の女性でした。

３人のお子様に恵まれ、その皆様に囲まれて写るお写真はとても幸せに満ちた表情をされていました。

思い出コーナーには家族写真以外にも、沢山の友人と写った写真も沢山飾られていました。
お参りにみえた方々はそんなお写真を懐かしくご覧になりながらも友の死を心から悲しんでおられました。

立っているのも辛そうなご友人の方も多くいらっしゃいましたが、皆様最後までお見送りしたいと出棺まで付き添ってくださいました。
お子様方はそれぞれの会社関係や友人への対応に追われゆっくりと故人様に寄り添われる時間も無いようでした。

お参りの方が少し途切れた時、飲み物をお勧めすると、長男様は
「バタついてる方が悲しんでる暇がなくていいわ」
と寂しげな笑顔でおっしゃいました。

「あぁ...そうか?。お辛いだろうな」と私も少し胸が締め付けられる思いがしました。
お式が始まりましたが大勢の方々が参列を希望され、ご家族、ご親族の皆様は大変喜ばれていました。

喪主様がお礼の言葉を述べられた時、涙が止まらず途切れ途切れになってしまいましたが、参列の皆様も頷きながら見守るようにお聞きになっていました。

お別れの時、故人様は沢山のお花に囲まれていました。
ご親族の方のお別れの後、一般の方々にお別れを促しましたが、どなたも「私達はいいからご家族にすすめてあげて」と遠慮され、本当にお気遣いのある優しい方々なんだなと驚きました。
こんなに沢山いらっしゃる。
きっと故人様はじめ、このご親族の方々のお人柄が、今回お集まりになった皆様のお人柄を物語っているのだろうと、こころあたたかくなったお式でした。

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故人様は80代の男性でした。

ここ数年は施設で過ごされていましたが、人柄もよくスタッフの皆さんからとても慕われていました。

それを物語るように、思い出コーナーには施設のスタッフから贈られた色紙やお写真が沢山並べられていました。
どのお写真もとても良い表情をされ、にこやかなものばかり。
いきいきとしたそのお姿に、「あー穏やかな時間を過ごされていたんだなー」と思わせるものでした。

最後は自宅で過ごさせてあげたいとの喪主様のご意向で、故人様は1日ご自宅で過ごされ、通夜の日の午後式場にいらっしゃいました。
長男である喪主様は泣き腫らしたような目で無理矢理笑顔をつくり私達スタッフに頭を下げられました。
親族の方も次々集まり始め、一人一人に頭を下げる喪主様のお姿にとても胸が締め付けられました。
近しい方が少しずつ集まり始め、やっと喪主様の表情が安堵に包まれたように変わっていき私達スタッフにもお声をかけてくださるようになりました。

わからないことを少しずつ。
一つずつ解決し穏やかにソファに腰掛ける喪主様を見とどけながら「少しでもお力になれたらなぁ」とおもいました。

お式が始まり喪主様のご挨拶がはじまりました。
大柄な喪主様でしたが遠くから見ていても震えながら懸命にお話されているのがわかりました。
言葉を詰まらせながら一生懸命話している喪主様をあたたかい目で見守られている皆様でした。
長がった闘病生活を労い、苦痛から解放され「よかったね」という故人様への思いと、失ってしまった悲しみが入り混じった複雑な心境を切々と述べられていました。

出棺の時には私達スタッフ全員にわざわざお礼を言いに来てくださいました。
喪主様のお人柄から故人様もきっと皆様から愛されていたのだろうと思うと共に、私は喪主様の支えになれただろうかと自問させられたお式でした。

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故人様は70代の男性でした。
3年前に骨折で入院し、その時の入院をきっかけにどんどん体調を崩されていきました。
「何度となく入退院を繰り返したものの、その都度復帰してくれたので今回も！と思っていましたが力尽きてしまいました」と、まだお若い長男様は言葉を詰まらせながら皆様にご挨拶されました。

３０人程のご親族と隣保班の方々への心遣い、あと若くして亡くなられたお父様のお知り合いの方の中にはお顔もお名前も知らない方が続々といらっしゃいましたが、その都度お言葉を交わされしっかりと対応されていました。
さぞかし気を張られていたのではないでしょうか。
そんな喪主様のお力になれるよう、私もしっかりとお手伝いしなければ！と思いました。

ご家族様のご希望もあり今回のお葬儀ではご一般の方のお参りは焼香後ご散会いただく形になりました。
ご家族様も事前にお伝えしてくださっていたようですが、ご理解いただくのにお時間がかかったようです。
私達スタッフが受付で再度ご案内しているのを気にかけてくださったのか私の側におみえになり、「大丈夫そうですか」とわざわざ声をかけてくださいました。
ご理解いただいている事をお伝えすると、優しく微笑まれ喪主席にもどられました。

お式も無事に終わり、ご出棺前に一言お礼が言いたいと、喪主様より申し出がありました。
「お時間は大丈夫ですのでどうぞ」と担当者がうながすと、霊柩車の側から皆様に向かい、「こんなに沢山の方々に最後に来ていただいて本当に感謝しています。ありがとうございました」と深々と頭を下げられました。
その後、霊柩車はゆっくりと出発いたしました。
お見送りされた皆様も安堵の表情をされお帰りになりました。

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