家族葬エピソード866:「口紅をつけた顔を見るのはいつぶりか...」


子供様は居ず、ご夫婦お二人で仲良く暮らされていた奥様がお亡くなりになりました。
十年前に倒れられ何度か軽い脳梗塞で、入退院の繰り返しをされていた故人様。
ご主人様は、甲斐甲斐しく看病を続けられていたご様子でした。

奥様のお顔を見つめながら...
「もう涙は出ないと思ってたけど、ダメやなぁ...」
と少し微笑み優しい表情でつぶやかれました。

奥様のお姉様は県外にいらっしゃり、駆け付けたいけども体調不良で来れなく...
ご主人様お一人でのお見送りとなりました。

納棺師が入り、仏衣を着て髪を整えキレイにお化粧をしてもらいました。
そのお顔をご覧になられ...
「口紅をつけた顔を見るのはいつぶりか...久しぶりに見ました」
と、嬉しそうにおっしゃいました。

いつお部屋に伺ってもお柩の横に椅子を置き、奥様の顔をじっとみつめられていて、
お声をかけると振り向いた顔は涙を目にためていました。
「涙が止まらんで困る...泣いてもしかたないとわかってはいるけど...」

奥様が居なくなり広い家にワンちゃんとふたり暮らしに...
とポツポツとこれからの生活のことをお話しされ、ご自分の体調が悪くなったときのことを、
心配されていました。

「いずれは、老人ホームですね...」と言われた顔は寂しさに溢れていました。

logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1

家族葬エピソード865:「みんな、明るく送って!」


故人様は80代の男性の方でした。
明るく活発で祭りをこよなく愛していらっしゃったそうです。
こんな時だから...とご家族葬にされた喪主様でしたが、故人様が祭り保存会の会長をされおり、
沢山のお仲間が駆けつけてくださいました
「家族葬ち聞いちょったんやけど、お参りだけさせて」と皆さま口々に仰り、故人様を偲び涙されていました
その中には保存会の為に苦楽を共にされたであろう方がいらっしゃり、喪主さまから
「急なんですが、このお方だけ参列していただきたくて...イスの準備はできすか?」
とご要望がありました。
すぐにご準備し座っていただくと、皆様もその周りにお集まりになり、お祭りの時のはなしに、
笑ったり涙されたりと、ありし日の故人様を偲ばれていました。

お別れの時...
遠慮がちに遠くからお花入れの様子を伺っていらっしゃったお仲間でしたが、ご家族の方からも促され、
故人様と対面しました。
「さみしいで!」
と故人様の肩を揺らし泣き崩れるご様子に、まわりにいたご家族様も我慢できず...
肩を抱き合いながら涙されていました。

そんな中、喪主様が堰を切り、
「明るいことが好で、自分の葬儀は笑いながら送り出してくれって言いよったけん...
みんな、明るく送って!」
と声をかけられました。
皆様泣き笑いしながらも故人様を明るく、そして笑顔で見送られました。logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1

家族葬エピソード864:「お母さん!行かないで!」


故人様は80代の女性の方でした。
ご家族様の思い入れはとても強く、悲嘆に暮れたご様子で会場におみえになりました。
控室からは嗚咽と故人様を呼ぶ声が響き渡っていました。
とてもお声をかけられる状態ではなく落ち着かれるまでそっと見守ることになりました。

しばらくして、お参りの方がおみえになり、ご家族様も気丈に振る舞われていく中で、
少しずつ気分も紛れたのか...悲しみから思い出ばなしに変わり控室からは笑い声が聞こえています。
あーだった。こーだった。と楽しげにお話しされ、少しずつ笑い声も増え、
お孫様達も元気に折り鶴などを折り、お柩に手向ける準備をしていきました。

開式の時間...
神妙な面持ちでお経を聞いていた皆様でしたが、お孫様がお別れの言葉で言葉を詰まらせながら、
涙を堪えるお姿に、列席から啜り泣く声が聞こえてきました。

お花入れの時、はじめは冷静にお声掛けをしていた皆様も段々と感極まり、お棺にすがりつき...
「お母さん!行かないで!お母さん!行かないで!」と...


出棺の時間は迫ってきていましたが、ギリギリまでお待ちすることにし、皆様が落ち着かれてから...
ご出棺いたしました。
logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1

家族葬エピソード863:「ずっと自慢の父です」


「ずっと自慢の父」
故人様は80代の男性の方。
とても几帳面で真面目だった故人様は、デパートの紳士服売り場に定年まで勤めておられました。
洋服の販売をされていたこともありとてもオシャレで、身だしなみには気をつけていたと、
奥様が教えてくださいました。

ヨーロッパ旅行をされた時のお写真には凱旋門をバックに堂々と立って写っている故人様。
ダブルのスーツにシックな革靴がとても素敵でした。
ご家族がお持ちになられたたくさんのお写真を式場のロビーに飾らせていただきました。

お参りにこられた昔の同僚の方やご友人は、
「懐かしい」
「やっぱりかっこよかったなぁ」
と思い出話に花が咲いており、お若いお孫様たちは、
「えー!この時のじいちゃんかっこいいやん」
「山登りとかしよったんや」
と故人様について初めて知ることが多くあったようでした。

長男様がご挨拶で、
「几帳面で真面目で子供にも厳しい父でしたが、仕事に誇りを持ち働くかっこいい父の姿は忘れません。
ずっと自慢の父です」
と声を震わせながらも力強くお話になられる姿に感動をおぼえました。

最後のお花入れではたくさんのお花と一緒に感謝の気持ちをお供えされ...
晴れ渡る初夏の午後...ご出棺となりました。

logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1

家族葬エピソード862:「家族になれて幸せでした」


「ありがとう。家族になれて幸せでした。」

メモリアルコーナーに飾られていたのは、数枚のお写真と、ご家族様から故人様へ宛てた、
感謝のお気持ちを記されたメッセージカードでした。

小学校の校長先生や、幼稚園の園長先生をされていた故人様。
真面目で優しいお人柄、とても仕事熱心で周りの方々からの人望が厚い方でした。

喪主を務められた奥様にお話しを伺っていると、
「子供達の話とか聞いていたからですかね。
いつもエコバッグ持ってスーパーで新作のお菓子とか買ってきてくれたんですよ。
エコバッグ、お柩に入れて持って行ってもらおうと思うんです。」
と教えてくださいました。

雨が降りしきる通夜時、また葬儀時にもたくさんの方々がお別れへと来られました。
故人様が如何にたくさんの方々から慕われていたのか...を感じられました。

ご出棺前のお別れでは、たくさんのお花と共にお好きだった焼酎や、お菓子、
愛用されていたエコバッグがお柩へと納められました。
「向こうに行っても、買い物出来る様に持って行ってね。」
ご家族様のお言葉に、優しいお気持ちが伝わってまいりました。

前日までの雨も止み、眩しさを感じる初夏の日差しの中...
たくさんの方々に見送られてご出棺いたしました。logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1


家族葬エピソード861:「お空の上でも元気でね」


「40年間本当にありがとう」
故人様は70代の男性の方。
長く海の仕事に勤められそのお仕事に誇りを持っていらっしゃいました。
若い頃から何事にも一途な方で仕事や家庭のこと全てに一生懸命だったとお伺い致しました。

お孫様たちをとても大切にされ一緒に色んなところへお出かけをされていたそうで、
思い出の詰まったたくさんのお写真を飾らせていただきました。

ご病気が分かった時も、
「またみんなで出掛けれるように頑張らんとな」
とおっしゃっていたとか...。

お通夜、ご葬儀にはご友人も多くお参りにこられ、
「あんたが先に逝くとは思わんかった。また飲みに行きたかったのに」
と突然のお別れに寂しさを滲ませておられました。

ご葬儀の中でお孫様よりお別れの言葉があり、小さなお孫様たちが、
「じいじへ、じいじとたくさん出かけたことは大事な思い出です。
ありがとう。お空の上でも元気でね」
とお話になられている姿にご参列の方々は涙を零されておりました。

たくさんのお写真とお手紙をお花と一緒にお柩にお供えされ、御家族様1人ずつお別れのお声掛けをされて、
奥様より、
「ありがとう。また会いましょう」
とのお言葉を最後にご出棺となりました。

logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1


家族葬エピソード860:「じいじ、眠ってるね...?」


「じいじのほっぺ...最後につんつんしてあげて。」 
故人様の奥様が、お孫様に、優しく話しかけておりました。
2人のお孫様がおり、下のお孫様との対面が残念ながら、この様な最後のお別れの時となりました。
まだ幼く、コロナ禍の中で生まれて、なかなか思う様に帰って来られずにいたようでした。
少し上のお孫様も、
「じいじ、眠ってるね...?ずっと眠ってるよね...」
その様に言葉にしてただただ見つめられておりました。

故人様は60代の男性の方でした。
ご家族様だけでの、ひっそりとしたお見送りをご希望されました。

二男様は、終始うつむき...時折涙を流し...
深い悲しみが見ていて感じられました。
まだ60代のお父様。
こんなにも早くお別れする事になるとは誰もが思っていなかったと思います。

お柩にお花を手向ける際も、無邪気なお孫様がおそばに...
一歩下がった所で、深く悲しんでいらっしゃる二男様がおりました。
こちらまでもらい泣きしそうになり...ぐっと堪えて傍におりました。

時間と共に少しずつでも悲しみが和らぎますように...
とお祈りし、お見送りさせて頂きました。logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1

家族葬エピソード859:「お父さん、ありがとう」


今回お手伝いさせて頂きましたお式の故人様は80代の男性の方でございました。
喪主様は同居されていたご長男様がつとめられました。

ご自分で会社を作られご家族を支えて来られた故人様。
子煩悩でとても愛情深く常に3人のお子様の事をいつも気にかけておられたそうです。
苦労されて育ち、会社を作ってからもがむしゃらにお仕事をされ、
お若い時から色々なご病気にかかり何度か大きな手術も経験されたそうです。
そのたびにご家族の支えと大きな固い絆で乗り越えて来られたのだと仰っておられました。
「今回も具合が悪くなったと聞いたときに、
『いや、今度も大丈夫やろ。皆も集まってくれたんやしな。』ち自信があったんやけど...。」
ご長女様、二女様が祭壇のお写真を見ながらそうお話されておりました。

お仕事仲間やご近所の方に大変頼りにされておられた故人様。
最後のお別れにはご友人やお仕事仲間、ご近所の方がたくさんお参りに来られました。
どの方も、
「世話になった。」
「良くしてもらった。」
と、奥様と思い出話をされお別れを惜しんでおられました。

お別れの時、皆様にお花を取って頂きお別れの言葉を添えて納めて頂きました。
施設におられるとき『食べたい、食べたい』と言っておられた焼肉とうな重も、
奥様、ご長男様、ご長女様、二女様に入れて頂きました。
「お父さん、ありがとう。」
奥様がお別れの言葉を伝えられ...お柩のお蓋を閉めさせて頂きました。

初夏の日差しが眩しい中、多くの方に見送られてご出棺なさいました。
ご家族様の一致団結された固い絆がとても印象的なお式でございました。
logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1

家族葬エピソード858:「グリーフケアの大切さ」


1ヶ月前、妹様を癌で亡くされたお姉様が忌明けのお品物のご相談にみえました。

妹様がまだお元気だった頃、自分の葬儀は自分で決めたいと言われ事前のご相談に見えられたときに、
沢山のご希望を伺い、悔いの残らないお見送りを...とお話をさせていただきました。

妹の希望通りの葬儀でしたと大変喜ばれていましたが、
自分の気持ちがまだまだ整理できていないと涙がとまらず...
マスクの上からハンカチでおさえられておりました。

「まだ妹の遺品を触ることも出来なく毎日泣いてます...
そんな私を周りの人はいい思い出だけ考えたほうが良いとか、
1ヶ月もたってそんな感じでは心療内科に通ったほうが良いと言われて...」
と、どうしたらよいかわからずますます哀しく...悩まれておりました。

「私も兄が亡くなったとき、覚悟は出来ていたものの...
お経を聞いては泣き、一人になってボーッとしてるときに思い出しては泣き、
今だに彼の亡くなるまで書いていた日記を読むことさえ出来ないんですよ」

「お経を聞いて涙が出なくなったのは7回忌のときでした。
過ぎていく1日1日で少しずつ気持ちの整理ができ、大切な人を忘れる必要はないんじゃないか...
忘れようとしたって忘れられるわけがないんだから...
少しずつ...少しずつ...お元気になられたらよいと思います」
と自分が経験したことをお伝えしました。

すると、彼女からはまた涙が溢れ...
「そうですよね、忘れなくていいですよね」
と少し笑みがこぼれました。

亡くなられた後のグリーフケアの大切さを感じさせられました。logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1


家族葬エピソード857:「お供えした花は三途の川を渡る時に橋となります」


「食べんと生きていけんからね」

故人様は90代の女性の方。
しっかり者で芯の通った強い女性だとうかがいました。

手先が器用でご自分の着物やご家族のお洋服等を手作りされていたそうです。
その中で1番お気に入りで良く着られていたお着物を病院の看護師さんに着せていただきました。
煉瓦色の着物に黒の帯をつけられたお姿はとても安らかな表情でした。
ご家族と一緒にご納棺をした際には娘様が、
「眠ってるみたいやなぁ」
と声をかけられているのが印象的でございました。

「食べんと生きていけんからね」
が口癖だった故人様は体調が優れなくても一口でもご飯を食べて元気を出そうとされていたと、
お孫様がお話されておりました。

故人様と生前から親しかったお寺様は、
「いつもしゃんとされていた印象があります。
お花が好きだったと覚えておりますが祭壇にたくさんのお花があります。
お供えした花は三途の川を渡る時に橋となります」
とお話されておりました。

お寺様の言う通りに祭壇のお花をたくさんお柩にお供えされ娘様より、
「お母さん、ゆっくりしてな。今までありがとう」
とお声をかけられ...ご出棺となりました。
logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1