家族葬エピソード173:「仏様となって私たちの傍に」

「病院にお見舞いに行った時はあんなに苦しそうやったのに今はゆっくり寝てるみたい」
故人様の妹様は納棺師の方に綺麗にお化粧されお柩の中で眠る故人様の顔を何度もご覧になられそっと涙を零されておりました。

「うちの父もここで送られせてもらってとても良くしてもらったから叔母もお世話になります」と事前のご相談に来られていた甥御様。
高齢の故人様のご主人にかわり喪主を務められました。

お式の前ご主人やお母様を気遣いながら打ち合わせなどしっかりと対応されていた喪主様は「叔父や叔母には子供がいないので小さい頃から自分を可愛がってくれたんです。だから最後まで面倒見るんですよ」とお線香を絶やさないように故人様の近くで静かに寄り添われているご主人を見つめられておりました。

お通夜の最後お寺様よりご法話がありその中で「故人様は仏様となって私たちの傍に寄り添ってくれていますよ」とお話されると喪主様のお母様と故人様のご主人は手で顔を覆われ深く頷かれておりました。

お別れのお花入れでは故人様がお好きだったメロンパンを妹様がお柩に入れられ「あんなに食べるのが大好きやったけん、向こうでたくさん食べてね」と涙ながらに声をかけると喪主様の長男様も手紙をそっと胸元に置かれると小さく「おばちゃん、ありがとう」と呟かれていました。
あとから喪主様よりその手紙には「たくさん優しくしてくれたのに素直になれなくてごめんなさい」と綴られていたようで喪主様は「自分たちが仕事の時は叔母に子供を面倒見てもらってたからあの子にとってもおばあちゃんと一緒でよく反抗してました」と懐かしむようにお話してくださいました。

ご出棺の時に故人様のご主人より喪主様に「今回は本当に世話になった。まだ俺が残ってるけど迷惑かけんようにするな」と声をかけられると喪主様は「迷惑なんて思ってない。おばちゃんもちゃんと送るって決めたのは俺やけん、おじちゃんは気にせんで今まで通り元気に過ごしてくれればいい」と優しく背中をさすっていたのがとても印象に残っております。

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