2021年2月15日

大分でも「自宅葬」「寺院葬」から「会館葬」が増えた理由

近年の葬送事情で大きく変化したのが葬儀を行う場所です。
以前は自宅やお寺で通夜・葬儀を行う「自宅葬」「寺院葬」が当たり前でした。
もちろん、私たちもお手伝いしています。

しかし、現在は葬儀会館や法事会館で通夜・葬儀・年忌法要まで
執り行う「会館葬」が主流となっています。
会館葬が選ばれるようになった理由として、
「住宅事情の変化したこと」
「近隣住民との関係希薄化によって葬儀の準備や片付けに手間がかかること」
が挙げられます。
そうした背景から自宅や公民館、寺院が減ってきたとの指摘があります。

葬儀に関しては、地域ごとに慣習の違いが根強く、
「隣近所と同じお葬式」という安心感は重要です。
しかし、少子高齢化によって自宅葬を支えた「隣保班」といった共同体意識も薄れました。
さらに、家族構成や住宅事情の変化が自宅葬を避ける流れに拍車をかけています。

例えば、自宅で葬儀を行うとすると、このような流れになります。
病院や施設で亡くなられた場合、まず寝台車でお迎えに行き、
自宅に故人様をお寝かせするお布団を用意します。
祭壇や棺を置くスペースを確保するために、部屋の家具を移動したり、
掃除をします。
入院中に看病などで家を空けることも多く、「片付けができていない」と
お話しされるご家族も多いです。
実際、私どものスタッフもお手伝いすることや片付けの間、寝台車でお待ちすることもあります。
そのほか、座布団や湯飲みを揃えたり、親族の手伝いを借りながら
お茶菓子や料理など接待の準備をします。
場合によっては、遠方からの親族が宿泊できるよう寝具なども整える必要もあります。
他にも、枕経・臨終勤行など宗教者をお招きする道具の準備や
弔問に見えられる方の駐車スペースの確保も必要になります。

ご家族のご要望次第ですが、私たちはご自宅にご安置することをお勧めしています。
「ずっと家に帰りたかったのに長期入院で叶わなかった」
「住み慣れた家で一晩だけでも一緒に過ごしたい」といった方は
「連れて帰れて良かった」と大変ご満足されています。
また、自宅に帰れないご事情のある方には
「自宅を経由して会館に向かいますか?」といったご提案もしています。

ファインの会館は、ご家族の負担を軽減し、
お別れに集中できるようなサービスをご提供しています。

●病院から会館にご安置することで自宅の片付けをしなくて済む
●料理や返礼品など接待に関する手配をしなくて済む
●ご家族や宗教者の控室がある
●バスルームや寝具など宿泊設備が整っている
●通夜・葬儀・初七日など移動がスムーズ
●親族や地域の人の手伝いの手配せずにすむ
●駐車スペースの心配がない
●自宅葬よりも低価格でご葬儀ができる

ご自宅でのご葬儀をご検討の方には、以上の点にご留意してご準備いただければと思います。
私たちも多くの自宅葬をお手伝いをしております。
できる限りのご提案をさせていただきますので、ご不明な事柄があればご相談ください。

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

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