2015年9月25日

はじめて喪主・ご遺族になられる方へ

はじめて喪主・ご遺族になられる方へ危篤・臨終時の訃報連絡に始まり、葬儀後の対応まで、喪主・遺族には行うことがたくさんあります。
ここでは、いざ自分が喪主・遺族の立場となったときに知っておきたいことをご紹介します。

※一般的な葬儀(仏式)をご紹介しております。詳細に関しましては、地域・宗派によって異なる場合がございます。

危篤の知らせ~臨終に際して

臨終の際に一番にするべきことはなんですか?
ご安置先を決めて、葬儀社に搬送を依頼。
臨終の際に一番にするべきことはなんですか? まず臨終の連絡があったら、病院に駆けつけて立会いをします。そして、近しいご親族に連絡をします。あわせて、私たちにも一報をお願いいたします。その後、病院や施設の方が故人様のお着替えや清拭をしてくださいます。その間に私たちがご準備をしてお迎えにあがります。専任スタッフがご対応いたしますので、ご不明点はすぐにご確認いただけます。
お急ぎの方へ
喪服はいつから着ないといけないですか?
お通夜からの着用が一般的です。
喪服はいつから着ないといけないですか? 一般的に喪服はお通夜からの着用となります。枕経や地域の方がお悔やみにこられた際の対応は平服で問題ありません。
事前に浴衣を用意しないといけないのですか?
ご準備いただかなくても結構です。
病院の場合、浴衣をご準備くださるケースが多いです。その際は入院費と一緒に後日精算されているようです。施設などで浴衣のご準備がない場合でも、こちらが着物をご用意していますのでご安心ください。また、故人愛用の服へのお着替えを希望されるご家族は事前にお願いされているようです。
死亡届はどうやって提出するのですか?
担当スタッフがすべて代行いたします。
医師から受け取る死亡診断書の左半分が死亡届になっています。こちらは葬儀のお打ち合わせの際に記入していただきます。役所への届け出は火葬の予約と一緒に行いますので、宗教者との日程調整を終えてからになります。役所への提出にあたってはスタッフが代行いたしますのでご家族はお別れに集中していただけます。なお、死亡届の提出は7日以内にしなければならないと法律で定められています。

ご安置場所への搬送

自宅がマンションでも安置できますか?
はい、お任せください。
自宅がマンションでもご安置はできます。エレベーターがある場合、奥の壁に搬送用のスペースが確保されているものもあります。延長扉があれば、事前に管理人から鍵を借りておかれるとスムーズです。
家に安置する際に用意するものはありますか?
敷布団だけご準備ください。
家に安置する際に用意するものはありますか?可能であれば普段お使いになっていた寝具の敷布団だけご準備をお願いいたします。もしなければ、弊社でご準備します。ご安置後、すぐにドライアイスなどでお体保全のための処置をいたします。線香、ロウソクなどお参りに必要な枕飾りなど必要なものは全てこちらでご準備いたします。
霊柩車とわからない目立たない車はありますか?
はい、ございます。
特に家族葬をご希望される方は事前にご指定をお願いします。ご自宅への搬送時とご自宅からの出棺時ともご利用いただけます。
思い出の場所を経由してもらえますか?
はい、ご希望の場所をお伝えください。
病院からご自宅にお帰りになる際などスタッフにお申し付け下さい。ご自宅にお帰りになった後、式場へ向かう際にも思い出の地を経由することもできます。所用時間の調整をいたしますので予めお伝えください。
搬送料金はどれくらいかかりますか?
11,000円~15,500円ほどです。
搬送料金はどれくらいかかりますか?寝台車、霊柩車ともに陸運局に霊柩運送事業の認可をいただいています。料金はタクシーのように距離で変動します。判田台会館・備庵共に10km未満11,000円、20km未満13,000円といったように加算していきます。火葬場に近い場所に会館がありますので費用負担が抑えられます。

ご安置・お寺などへの連絡

いつ宗教者に連絡するのですか?
ご安置をしたら、すぐに連絡します。
いつ宗教者に連絡するのですか? 宗教者への連絡はご自宅または会館にご安置されてからで遅くありません。ご家族と宗教者のお打ち合わせに私たちも同席させていただいた方が良いです。遺族・宗教者・葬儀社が一緒にお打ち合わせすることで意思疎通が図れ、行違いによるトラブルを防ぐことができます。
神棚は封じた方が良いですか?
必ずしないといけないわけではありません。
神棚は封じた方が良いですか? 神棚封じは身内にご不幸があった際に、神棚の前に半紙を貼って封印することをいいます。その是非は宗旨宗派、宗教者により様々です。お付き合いのある宗教者にお聞きになられた方が良いです。「友引」のように宗教的な意味合いより、慣習的なものもあります。気になられることはお尋ねください。
お布施の相場を教えてください。
宗教者にお尋ねください。
お布施に関しての相場はございません。宗旨宗派や宗教者によって異なります。寺院によっては一律に定めているところもあります。ご不明な点は単刀直入にお尋ねになられても失礼にはなりません。
宗教者を紹介してもらえますか?
はい、ご紹介します。
宗教者を紹介してもらえますか? 可能な限りご紹介させていただいています。多くの寺院、神社、教会とお付き合いがあります。なお、ご紹介は他の宗教者とお付き合いがない方に限らせていただいています。
枕経はあげてもらわないといけないのですか?
絶対にすべきというわけではないようです。
必ずしもすべてのご遺族様が枕経をされているわけではありません。ご家族のご希望と宗教者のご都合で決まっているようです。宗教者やご親族とどのようにするかご相談ください。ただ、宗教者と顔を合わせて今後のお話が出来ますので、枕経をあげて頂いた方がよいです。

葬儀内容のお打ち合わせ

会葬返礼品は余ったら返品できますか?
はい、全て引き取ります。
会葬返礼品は余ったら返品できますか?ご利用になった数だけの実費精算なのでご安心ください。思いがけず会葬者が増える場合もあるので、返品を想定して必ず余る数をお申し付け下さい。
料理や飲み物の持ち込みはできますか?
はい、どちらも持込み可能です。
お料理と飲み物ともご自由にお持ち込みいただけます。お通夜の際に多めにご準備ください。葬儀後の火葬場や精進落としでご利用いただけます。
新聞のお悔やみ欄に載せないことはできますか?
はい、できます。
市役所に死亡届を提出の際に意向を確認いたします。また、大分合同新聞には無料で詳細版の掲載が可能です。葬儀社を通して申し込みができます。
銀行口座は自動的に凍結されるのですか?
いいえ、自動的には凍結されません。
銀行口座は自動的に凍結されるのですか? 死亡届を提出しても自動的に口座が凍結されるわけではありません。市役所からの情報提供はありません。新聞のお悔やみ欄や訃報広告、窓口での申請など金融機関が死亡の事実を把握するまで凍結されません。
弔辞やお別れの言葉はお願いした方が良いですか?
必ずなければいけないものではありません。
式次第に必ず必要というわけではありません。近年、家族葬が増えて弔辞は減少傾向です。その代わりにご親族のお別れの言葉を次第に入れる方もおられます。
代表挨拶は喪主がしないといけないのですか?
いえ、そうではありません。
代表挨拶は喪主がしないといけないのですか? 遺族親族を代表してのご挨拶ですので、必ずしも喪主でないといけないわけではありません。通夜と葬儀・告別式で別の方がご挨拶されるケースもあります。

納棺からお通夜、告別式

メガネや入れ歯は柩の中に入れられますか?
一緒に火葬できるものには制約があります。
基本的には避けていただきたいです。火葬場から火葬に影響のあるものは入れないよう要請されています。また、ペースメーカーなど医療機器をご使用の場合は事前に担当者にお伝えください。
ラストメイクって何ですか?
死化粧を専門の納棺師が行う事を言います。
ラストメイクはお化粧とお着替えです。映画「おくりびと」で広く知られることとなった納棺師。大分エリアでも浸透し、ご依頼される方が増えています。
式場で故人の好きな曲を流せますか?
はい、ご対応いたします。
式場で故人の好きな曲を流せますか? 音源をお持ちいただければ、すぐにご対応させていただきます。お好きだった歌手の曲やご家族との思い出の曲。落語をおかけしたご葬儀もありました。
会館に宿泊できますか?
はい、できます。
宿泊対応の式場にはお風呂やシャワールームもございます。宿泊される方の人数をお伝えいただければ貸布団の手配をいたします。
祭壇の生花で好きな花を指定できますか?
はい、出来うる限り対応いたします。
祭壇の生花で好きな花を指定できますか? 季節によってご指定のお花の手配が難しい場合もあります。可能な限りご対応させていただきますので担当スタッフにお申し付け下さい。

葬儀後のこと

納骨堂を紹介してもらえますか?
大分県内の納骨堂に関する資料をそろえています。
大分県内でも納骨堂が増えています。運営主体によって金額に大きな差があるので慎重なご検討をお勧めしています。ご相談ください。
精進落とし、初七日の会場はありますか?
はい、ございます。
精進落とし、初七日の会場はありますか? お時間やご予約状況によってお受けできないこともございます。ご希望される場合は担当スタッフにご確認ください。
葬儀費用の精算はいつまでですか?
葬儀後1週間でお願いしています。
基本的には葬儀後1週間ほどでお願いしております。費用の変動の無いシンプル葬・直葬では火葬当日にご精算いただくケースが多いです。
カード払いはできますか?
はい、可能です。
カード払いはできますか? カードでの精算は可能です。カード会社によってはご利用いただけないこともあるのであらかじめご確認をお願いいたします。なお、カード精算の場合は事前相談割引との併用が出来ません。

ご葬儀後の流れについて

葬儀・葬儀後の流れ

※地域や風習によって、流れは異なります。

■「もしも」の時を迎えたら「もしも」の時を迎えたら
専門スタッフが365日24時間対応しております。
故人様のおられる病院・施設・自宅・警察署へお迎えに上がります。
深夜、早朝でもご遠慮なくお電話ください
フリーダイヤル0120-45-1357


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■搬送・ご安置搬送・ご安置
医師から死亡診断書を受取ります。
ご自宅で亡くなった場合も、医師または警察による死亡の確認が必要です。
寝台車で会館またはご自宅などご希望の場所へご搬送し、故人様をご安置します。

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■ご葬儀の打ち合わせご葬儀の打ち合わせ
お付き合いのある宗教者に連絡をして日程の確認をします。
日程が確定したらご親族や地域の方にお知らせします。
宗教的な事柄、役所の手続き的な事柄、会葬者への対応に関する事柄など一つ一つ確認しながら決めていきます。
死亡診断書はスタッフが市役所に提出し、あわせて火葬予約を取ります。

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■ご納棺ご納棺
お通夜の前までに故人様をお柩にお納めするご納棺という儀式があります。
基本的には担当者がご家族と一緒にお手伝いいたしますが、納棺師による湯灌、ラストメイクを希望される方もおられます。
燃えやすいものに限られますが、故人様の愛用品や思い出の品をお柩にお入れすることもできます。

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■お通夜お通夜
お通夜の供養品や受付のご準備をします。
規模によっては受付の依頼やおまかないを手配します。
お通夜は18時か19時の開式が一般的です。
開式、読経、遺族代表挨拶、閉式、通夜振る舞いの流れで進みます。

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■ご葬儀・告別式ご葬儀・告別式
お通夜の翌日がご葬儀・告別式となります。開式の時間によってお斎膳をご準備します。
開式は11時、12時、13時が一般的です。
家族葬の場合は開式を早めて10時、11時が増えています。
開式、読経、焼香、遺族代表挨拶、閉式、ご出棺の流れで進みます。

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■火葬・収骨火葬・収骨
式場をご出棺された後、ご家族ご親族は公営の火葬場へ移動します。火葬時間の1時間半から2時間ほど、待合ロビーで待機します。火葬終了後は埋葬許可証を受取り、係員の指示に従い収骨します。

ご葬儀にすぐ必要なモノは・・・

ご葬儀を行うにあたり、取り急ぎ必要になるものは「お写真」と「印鑑」です。
お打ち合わせの際、担当者にお渡しいただけるとスムーズに進みます。

  • ■写真写真
    なるべく鮮明なお写真をご用意ください。
  • ■印鑑(シャチハタ不可)印鑑(シャチハタ不可)
    役所への手続きを行う上で必要になります。手続きは、当社の担当者が代行いたします。

下記をご用意しておくと、いざというとき安心です。ご連絡リスト(訃報の連絡をされる方の住所・氏名)宗教の確認(宗旨と宗派、宗教者様の連絡先)

ご葬儀後(ご命日から)の流れ

ご命日 ●お通夜、ご葬儀・告別式を執り行います。
●ご葬儀当日に初七日法要を行われる方もおられます。
●ご遺骨をご安置する後飾り壇をご自宅に設けます。
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7日目 初七日 ●隣近所、寺院、職場や上司などお世話になった方などへの挨拶回りは葬儀後、できるだけ速やかに行います。
●供花、芳名カード、弔電の整理・初七日法要は葬儀当日に精進落としとあわせて行われる場合がありますが、本来は死亡した日から数えて7日目につとめます。葬儀の当日にお済ませになられている場合は必要ありませんが、日時、場所を宗教者とお打ち合わせします。日程が決まりましたら、速やかに日程をご案内します。出席者数がおおよそ決まりましたらお料理などを決めます。
●証書、実印、年金手帳などの整理・管理・入院費用や葬儀費用の精算
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14日目 ●世帯主が変更になる場合は役所に届け出る。
●弔電、供花、供物や香典を書留でいただいた方にはお礼状を出す。
●身分証明書、保険証の返却をする。
●給与精算、退職金、社会保険、厚生年金等の確認をする。
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21日目 ●遺品の整理、形見分け
●四十九日法要の日程を宗教者と最終確認する。決まりましたら招待客にご案内し出欠を確認する。
●位牌や仏壇などを準備する。
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28日目 ●四十九日法要の出席者数が決まれば、お料理や返礼ギフトを手配。
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42日目 ●四十九日法要の最終確認。
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49日目 四十九日 ●忌明法要は故人にとり大変重要なものとされています。法事は命日より後には行いません。命日か、それより前の日で集まりやすい日を選びます。
●決まりはありませんが、法要に合わせて納骨される方が多いです。納骨できるようお墓を整えます。納骨には埋葬許可証が必要です。
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お盆 ●宗教者と日程を打ち合わせます。
●祭壇、盆提灯、門提灯を準備いたします。
●お料理、返礼ギフトを準備します。
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一周忌 ●ご命日から一年後が一周忌にあたります。
●納骨先がない場合、可能であれば一周忌までに準備するのがよいとされます。
●お料理、返礼ギフトを準備します。
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三回忌 ●ご命日から二年後が三回忌にあたります。
●納骨先がなかった場合でも三回忌までには正式納骨できるようにします。
●お料理、返礼ギフトを準備します。