家族葬エピソード555：「とにかく優しいおじいちゃんでした」：家族葬エピソード｜【公式】大分市・別府市・豊後大野市での家族葬・葬儀・葬式なら備庵（ビアン・びあん）・判田台会館

家族葬エピソード555：「とにかく優しいおじいちゃんでした」

ご親族様だけでの、ゆっくりとされた、お見送り。時節柄、増えてきているかと感じます。
70代男性の方のお式でございました。

お通夜の前や、葬儀の開式前など、皆様、ゆっくりと過ごされており、私共も様子を伺いながら、
ご案内させていただきました。

通夜の儀の最後のご挨拶は、代表されて、お孫様がされました。
まだ高校生くらいのお孫様でしたが、しっかりとしたご挨拶をされていて、聞いているこちらも感心する程でした。

故人様である、お祖父様の事をお孫様にお伺いすると、
「とにかく優しいおじいちゃんでした。自分達が小さな頃は色々と遊びに連れて行ってくれていました！
釣りも好きだったので、おじいちゃんの船でよく海釣りに行っていました。」
おじいちゃんのお話をするお孫様は、ひとつひとつ思い出すように、嬉しそうに話してくださいました。

最後まで皆様、賑やかに過ごされていましたが、お別れの際には、しめやかに...涙を流されてのお別れとなりました。
ゆっくりとお別れをしていただき、お柩を閉めるまで、故人様のお顔に触れて...
感謝のお言葉を掛けながら、ゆっくりとご閉棺となりました。

雨の日が続く中、その時だけは、雨も上がり晴れ間がのぞいていました。
お見送りの方々と共に手を合わせて、ご出棺となりました。