家族葬エピソード8:「おうちに帰らせてあげられてよかった」

今日お見送りさせて頂いたのは60代の男性でした。
闘病されていた時に「家に帰りたい」とおっしゃっていたそうで、
お母様と奥様がどうしても御自宅から送ってあげたいと自宅葬を希望されました。

家族、親族、親しかった友人に限定した家族葬。
御自宅に幕を貼り、祭壇や机等ご準備させて頂きました。
お棺のそばにお孫様の写真を飾り、愛飲していたたばこをお供えさせて頂きました。
お通夜には故人様の御兄弟も参列され執り行わせて頂きました。
「ちょっと早いお別れだけど、こんな葬儀もあいつらしい...」とお話しくださいました。

お打ち合わせ当初、儀式は御家族様だけでとのご希望でしたが、お通夜のあとにはご近所の方々がお参りにこられたようでした。
お通夜の後は皆様でお酒を飲みながら、故人様にお付き添いされたそうです。

次の日のお葬儀も御親族様で執り行わせて頂きました。
お別れの際には、祭壇のお花はすべてお棺にいれて頂き、
お孫様の写真もおタバコも、一緒においれしました。
まだお若い故人様で、お母様や奥様がとても悲しんでおられましたが、
「おうちに帰らせてあげられてよかった」と、最後までおっしゃっていました。
おうちに帰りたかった故人様...
ご家族に見守られての御自宅からのお旅立ち...
とても素敵なお見送りでございました。