家族葬エピソード3:「ひぃおばあちゃんありがとう」

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今日お見送りのお手伝いをさせて頂いたのは
100歳の女性の方でした。

娘さま御夫婦とお孫さまひ孫さまたち・・・
そして娘さまのお友達 少人数の家族葬でした。
お寺様が読経の途中引導文というものをお読みになり、
その途中で松明(たいまつ)というお道具をお使いになりました。

引導とは人を導いて仏の道に入らせることを言うそうです。
宗派やお寺様によってお作法や意味などが少し異なるのですが、
今日のお寺様には、「故人様がご浄土へ無事にたどり着けますよう、
引導文を読み上げ、松明でご浄土までの道を照らしているのです」
と教えて頂きました。
「松明がないと真っ暗でしょう?」とも。

引導文の後、ひ孫さまたちが、故人様へ感謝の気持ちを伝えられました。
ちいさなお孫様お2人の「ひぃおばあちゃんありがとう」という
お言葉にはついもらい泣きをしてしまいそうになりました。
でも、ちゃんと葬儀をお手伝いする〝プロ〟としてグッと我慢しました。

読経が終わり、喪主さまが来ていただいた皆様に御挨拶をされ、
お別れのご準備へ・・・
祭壇のお花はすべて入れて頂けるようスタッフみんなでご準備をします。

故人様がご愛用していたお洋服や靴を故人様におかけし
お身体の周りにたくさんのお花を・・
娘様も、お孫さまも、小さなひ孫様たちも故人様へお声を
おかけしながらお花で飾ってあげていました。

お写真をとったり、お顔に触れたり、火葬場ではできません。
ですので、式場で可能な限り、ゆっくりして頂いています。
みなさまがお別れをされてから、ご閉棺、ご出棺になります。

皆様最後まで故人様にお声をかけておられ、
スタッフが「今まだでにたくさんの愛情をいただきました。

感謝の気持ちを込めて合掌をしご閉棺いたしましょう」とお声をかけて
合掌をし、ご閉棺いたしました。

霊柩車に皆様でお乗せし、お棺の横には娘様に座っていただいてのご出棺。
近しい方々と、娘様のお友達、10名程の温かなお葬儀でございました。