家族葬エピソード625：「そんな優しい母でした」：家族葬エピソード｜【公式】大分市・別府市・豊後大野市での家族葬・葬儀・葬式なら備庵（ビアン・びあん）・判田台会館

家族葬エピソード625：「そんな優しい母でした」

お人柄が伝わってくるような満面の笑みのご遺影写真は、ご家族様の記憶に残る面影そのもの。
いつも笑顔で優しく、惜しみない愛情を注いでくれたお母様でした。

お母様から繋がった命は7人の子供様、たくさんのお孫様ひ孫様へと大きく大きく広がり、
誰一人欠けることなくお集まりになったお母様の大切な家族は、式場いっぱいに賑やかな声に包まれていました。

流れゆく時間が懐かしい思い出を蘇らせてくれるように子供様、お孫様、ひ孫様が傍に寄り添い、
みんなで泣いて、みんなで笑って、感謝の想いを伝えるあたたかなひととき。
家族の温もりが優しい時間を紡ぎました。

「小さい頃、親父に怒られ『飯を食わせることはならん！』って晩飯抜きになったことが多々ありました。
親父が寝た頃こっそり母ちゃんがご飯を持ってきてくれたのを思い出したんです。嬉しかったです...。
そんな優しい母でした」
息子様はしみじみと語ってくださり、お母様の深い愛情にほっこりと優しい気持ちになったのを憶えています。

お母様の側には笑顔溢れる家族写真、ハートや鶴など様々な形をした折り紙などが所狭しとお供えされ、
共に過ごした思い出以上にみなさまの心に思いやりと優しさを遺してくれたように思います。

たくさんのお花とともに
「これからもみんなのことを見守っていてください」
かけがえのない思い出を胸にお言葉を贈られ、旅立ちを見送られました。