家族葬エピソード618：「言われた通り、備庵に頼んでよかったです」：家族葬エピソード｜【公式】大分市・別府市・豊後大野市での家族葬・葬儀・葬式なら備庵（ビアン・びあん）・判田台会館

家族葬エピソード618：「言われた通り、備庵に頼んでよかったです」

「お父さん、お父さん、私は幸せだったけど、あんたは幸せやったんかなぁ？
私は、ホントに幸せやったよ！」
ご閉柩前に、奥様が泣きながら必死で出したお言葉でした。

「もう、覚悟をしておいてください」
と、病院の先生に伝えられご相談にみえました。
「家族だけで見送りたい」
と、奥様のご希望を息子様も尊重し、
「ゆっくりお別れが出来たらいいね」
と、お二人は話されていました。

ご出棺後に、息子様とお話する時間があり、
「お母さん、幸せやった？とお父さんに聞いてましたけど、仲よかったんですね？」
と、お聞きしたら、
「実は最後の方は、父は軽い認知症になっていて、母がいつも腹を立てて怒ってたんです。
そのせいもあって、後悔してたのかもしれません。」
と、優しい笑みを浮かべて、おっしゃいました。

実はこちらに相談に来る前に別の葬儀社にも話を聞きに行かれていて、
小さく家族だけで、と言われたそうですが、
少しでも豪華にと言われ費用はかなりかかる見積もりだったそうです。
それで、別府の友人に、
「どこの葬儀社がいいか？と、尋ねたら二人の友人がこちらがいいと言うのを聞いて相談しにきたんですよ」
と、ありがたいお言葉をいただきました。
「言われた通り、備庵に頼んでよかったです。」
と、ご相談にみえた時とは別人のような笑顔を見せていただけました。

「僕も、よかったと宣伝しときますね！」
と、おっしゃていただき、とてもありがたい思いになりました。

個人個人、それぞれの見送り方をきちんとお聞きして、希望に添えるようお手伝いをさせていただく...
そのための努力は惜しまずに頑張ろう...そう改めて思いました。