家族葬エピソード326:「涙をながしながらのご挨拶」

「年末に妻が危篤になり、遺影写真を作ろうと慌てて知り合いの写真館に行き、今の状況を話していたら色々説明を聞きに行った方がいいよと言われた」
喪主様となられた故人様のご主人とお話をしたのは1ヶ月前でした。

80代の喪主様は、とてもしっかりされていて
「自分がきちんと見送るんだ!」
という強いお気持ちがひしひしと伝わってきました。

故人様は呉服屋の娘として10年前までお仕事をされていたということです。
小学校から12年間、皆勤賞でずっとお元気でお過ごしされていたようでした。
お見合いで結婚され、50年近くつれそってこられたと昔を懐かしみ声をつまらせて、お話をしてくれる喪主様でした。

受付は喪主様のご友人達でした。
深く交友されているようで皆様にこやかに談笑されてました。
集合写真もご友人がとり、ご家族の中にも入ってご一緒に写真におさまられてました。
80歳を超えて深いお付き合いをされてる喪主様は幸せな方だと感じました。

喪主様のご挨拶は、これまでの二人の馴れ初め、奥様がどのように生きてこられたか、、、ご自分で考えて下書きをしたものでした。
あれだけお元気だった奥様が2度の脳梗塞にあい歩けなくなった事、ずっと寝たきりになり床ずれができて可愛そうだった事を目頭をおさえながらことばにしていきました。

1番辛かったことは、奥様の車椅子をおしている時に振り向いて
「私、なんか悪い事したんかなぁ、こんな体になって、、なんか悪い事したんかな、、」
と問いかけられた事だった、と。
自分は何も言えなかった、と涙をながしながらのご挨拶となりました。

最後のお別れの時に、奥様の近くに行けない喪主様に
「最後のお別れですよ」
とうながすと
「もう十分別れはできた!」
と椅子にかけられ顔を手で覆っていました。

出棺時になると、喪主様はだいぶ落ち着きを取り戻され、集まってくださった方々、ご友人の方達にきちんとお礼を述べられご出棺となりました。


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