家族葬エピソード29:『ひ孫様の明るいお声』

本日お見送りさせて頂いたのは90代の女性の方でした。

備庵牧をご利用頂きました。

故人様は生前二年近くも入院されていたそうで、その間4才になるひ孫のお嬢様がとても支えだったそうで、お見舞いにきてくれる時が一番嬉しかったそうです。
そのひ孫様がご遺族ご親族様たちに明るくお声をかけておられ、皆様の悲しみが癒されているようでした。

お葬儀の後喪主を勤められたご長男様が、

「妻にしか話していなかったが、何日か前に母が亡くなる夢を見た。
もしかして正夢になるかもと思っていたらそうなってしまった...
でも死ぬと言うより旅立ちの日だと思うようになり、そう考えると心が落ち着いた」

と、皆様へお話されておりました。

お別れの際には祭壇のお花でお柩を飾って頂きました。

故人様のご主人様が、奥さまのお顔を何度も触りながら、
「こんなに冷たくなってしまって...かわいそうやのう...」
と呟いておられ、そのお姿にとても寂しさを感じました。

たくさんのお花で埋めつくされた故人様...
寒さの厳しい日でしたが、優しいご家族様に見送られ、とても暖かなお見送りでございました。