家族葬エピソード209:「伝えたいことがありすぎて・・・」

初めは、奥様と子供達ご夫妻だけの少人数で小さなお部屋でゆっくりとお式をあげたいというご希望でした。
突然のお別れに奥様は気が動転されていて、呆然とされていました。
お話が決まりかけた時にお孫様達から連絡がはいり、自分達もお別れをしたいとのことでした。
そのご希望を受け式場をつかって、儀式をすることとなりました。

みえられたお孫様達は、ずっと折り紙にお祖父様へのメッセージを綴られていました。
何枚も何枚も、伝えたいことがありすぎてどうしようもないような様子に見えました。
書き終えたら鶴を折り、またメッセージを書くというのが続いていました。

とても、責任感が強かったという故人様。
病気になり、ご家族に迷惑をかけ続けていくのが大変辛かったようでした。
ご自分がお元気な頃は、一家の大黒柱として仕事をし色々な場所に家族を連れて行ってくれたお父様だったとお聞きしました。

儀式の間、ずっと涙をぬぐっていた奥様は憔悴しきっているこ様子で、痩せた小さな肩がずっと震えて拭いても拭いても出てくる涙、、、
寂しさや辛さやこれまでの沢山の思い出が頭をよぎっているようでした。
90歳を目の前にして、こんな辛い目にあうという現実にとても心が痛みました。

最後のお別れの際には、色とりどりのお花とお孫様達が折った沢山の折り鶴がたむけられました。
お孫様達は、あれだけのメッセージを書いたのにも関わらす、まだ亡くなられたことを受け止められていないのか呆然としたご様子でした。
「後、半年経てば初のひ孫の顔が見れたのに、、」と気丈に振る舞われていた娘様も故人様のお顔を見て涙されていました。
お柩の蓋をかける時も、奥様は泣き崩れそうに立っているのがやっとの状態でした。

ずっと一緒に、これからもずっと普通に生活ができると思っていても大切な方とのお別れは突然やってきます。
生かされている今、時間を大切に、一日一日を充実してすごせることに感謝をしなければと、改めて感じるお別れとなりました。

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