家族葬エピソード19:「ピンク色の口紅」

本日お見送りをさせて頂いたのは80代の女性の方でした。

娘様お二人で亡くなる前の日に事前相談へお越しいただきました。
お二人とも遠方にお住まいで、お母様の危篤の知らせをうけ、大分へ。
何を、どう、準備したらいいのかとお困りのご様子でしたので、亡くなられたあと、火葬までの流れを説明させて頂き、その際に必要なものや、今のうちにご用意されていたほうが、慌てずにすむもののご説明をさせて頂きました。

次の日にお母様が亡くなったとのご連絡を頂き、病院へお迎えにあがりました。
牧の備庵へご安置させて頂き、お打ち合わせをさせて頂きました。
納棺師によるラストメイクのあと、ご家族様だけでゆっくりとお別れをして頂くのですが、お二人ともお母様のお顔に触れながらたくさんのお言葉をかけておられました。

その夜のお通夜は姉妹お二人だけで...

次の日のお葬儀にはお二人のご家族や、ご親族様にいらして頂き、八名様でゆっくりとお別れ、お見送りをして頂きました。

遠方からいらしたお孫様たちが、お棺にお花をいれながら、幼い頃可愛がってくれてありがとうと、涙を流されながらお声をかけておられました。

娘様たちが選んだピンク色の口紅が、故人様の柔らかな表情にとてもお似合いでした。