家族葬エピソード158:「心配しないようにしっかり生きていく」

先立たれた奥様の供養とお子様の幸せの願われて四国八十八ヶ所巡礼をされていた故人様。
介護が必要となった奥様を一生懸命に看病されており、亡くなられてからは毎日お仏壇にお参りをされて、週に1度必ずお墓参りに出かけられるほど奥様を大切にされておられたと喪主様より伺いました。
寝たきりであった奥様の介護はとても大変だったと思います。
それを1人でされるのにはかなりの覚悟と想いがあったんだなと感じました。

お通夜の少し前に遠方より娘様が到着しお柩の故人様と会われ「お父さん、遅くなってごめんね」と静かに涙を流され喪主様が「服も希望してた通りに着替えをしてもらったんよ。顔も穏やかでしょう?」と背中に手を添えられ優しく話しかけているのが印象に残っております。

先に荼毘にふされてのお式でしたので、ご出棺の前にお別れのお花をお柩に入れていただきました。
「向こうに行ったらお母さんに色んなこと報告しなきゃね。」
「会えない時間が長かったからたくさん話すことがあるね。」
「おじちゃんやじいちゃんにも会えるといいね」
とたくさんお声を掛けられお好きだったお菓子や写真、お手紙なども入れられ最後にお孫様より「じいちゃん、俺が生まれてからこれまで本当にありがとう。
お世話になりました。」とまっすぐに故人様を見つめられお別れの言葉を伝えられご出棺されました。

火葬場から戻られお式が始まりお寺様より戒名の説明がありました。
故人様のことを良くご存知だったご住職が考えられた戒名は喪主様をはじめ、お子様たちそしてお孫様たちの想いが込められている印象でした。

お式の最後、喪主様からのご挨拶では遠方に居られるお孫様も本当はお参りに駆けつけたかったが時節柄断念したこと電話の向こうで大声で泣かれ故人様に感謝の気持ちを伝えられていたことをお話になられ最後に
「もっと寄り添うことが出来たんじゃないか、もっと会いに行けば良かったと後悔をしていますが今から子供たち孫たちと父に心配をかけないようしっかり生きていこうと思います」
と涙を流されながらもしっかりとした表情で想いを伝えられておりました。
お式が終わりご散会される際に「先に相談に来てて良かったです。こんなに希望通りにして頂けるとは思ってなかったです、ありがとうございました。」と言葉をいただきこれからもご遺族の為に寄り添うお式を目指して行こうと強く思いました。

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