家族葬エピソード13:「あの綺麗な顔を覚えていてあげてね」

本日お見送りさせて頂いたのは80代の女性の方でした。

ご遺影写真は着物にきせかえをして作成させて頂きました。
とても美しく綺麗な故人様でした。

ご参列された皆様にも

「おばあちゃんはこのイメージがあるよね」

「やっぱり着物が似合うよね」

とのお言葉を頂き、とても喜んで頂けました。

お通夜にかけつけられたお孫様はお棺にしがみつきながら、「おばあちゃん!」と、悲しんでおられました。

お通夜の最後、喪主様のご挨拶では、

「もっと家に連れて帰れば良かった」

と...おっしゃっておられました。

お通夜の後には集まれたご親族様たちで、お食事をされながたくさん想い出話をして頂きました。

次の日のお葬儀では、お孫様とひ孫様から、故人様との想い出や感謝の言葉、お別れの言葉をお式のなかで頂きました。

皆様、涙ながらに語られておられました。

喪主様のご挨拶では、

「歳をとり、転倒し骨折してしまい、寝たきりになり、認知症になった母を見ながら自分の母が壊れていくような気がしておりました。棺の中の母がとても安らかな顔をしていて、ほっとした気持ちです」

と泣きながらおっしゃっておられました。
祭壇のお花を皆様の手でお棺へ...

ゆっくりお別れをして頂きました。

棺のふたをかける前に長女様が、

「お母さんは綺麗にしていたから、遺影写真の顔を覚えていてあげてね。あの綺麗な顔を覚えていてあげてね」

と、皆様にお声をかけておられました。
25名様のご親族様での暖かなお見送りでございました。