2022年6月22日

家族葬エピソード802:「おとんを目指して」

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株式会社ファイン

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 0120-45-1357

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 大分県大分市判田台北4丁目1-3
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 0977-75-8768

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 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1

家族葬エピソード802:「おとんを目指して」


沢山の花に包まれて、優しいお顔の故人様は60代男性の方でした。
5人兄弟で育ち、兄弟の方々はみなさま県外の方でした。

お式の中で、兄弟を代表されてお一人と故人様の二男様から、それぞれお別れのお言葉がありました。
二男様は涙ながらに想いを伝えておりました。
「まだ孫達も小さくて...その成長を見せてあげられないのが、悔しくて無念です。
いつも孫達と遊んでくれて本当に孫達も、じいじが大好きで...
最初に告知を受けた時から何度か医者にも言われましたが、その度におとんは、
その苦しみを跳ねのけてここまで頑張ってきました。
孫達も、小学生、中学生になり、大好きだったじいじの事は忘れないと思います。
病気で苦しい中、家族や孫達には、そんな顔も見せずにいつも笑顔で接してくれて...
ただ、熊本から兄弟が来た時に、やっぱり安心したのか、兄弟の顔を見て...
おとんは初めて泣きましたよね。
やっぱり家族には心配をかけまいと頑張っていたのに兄弟の顔を見て、
本当に安心したのか、あんな涙を見たのは初めてだった...
やっぱり辛くて苦しかったんだなぁと。
最後は転院して、苦しい時間もあったと思います。
息を引き取る時の顔が、とても穏やかで...。
仏様の様な顔で、全然苦しそうではなかった...とっても綺麗でした。
これから兄とおかんを支えてしっかりと子供達を育てて、おとんを目指して生きて行こうと思います。
これからも見守ってください。ありがとうございました!」

ご家族様、兄弟の方、ご親族の皆様、涙を流されて聞かれていた、
とても心に響くお別れのお言葉でございました...

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