2021年6月16日

家族葬エピソード433:「最後に食べさせてあげたかったんです」

家族葬エピソード433:「最後に食べさせてあげたかったんです」


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家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1

家族葬エピソード433:「最後に食べさせてあげたかったんです」

式場に入らせて頂いてまず目に入ったの胡蝶蘭でした。
胡蝶蘭がお好きだった故人様にご親族様がご準備されたとのこと祭壇がとても華やかになりました。

今回お手伝いさせて頂きましたお式の故人様は80代の女性の方でございました。
喪主様は、ご長男様がつとめられました。

とても明るい性格でお友達も多かったとお伺い致しました。
社交ダンスがご趣味でお仲間とレッスンに通われたり、水泳ではマスターズで日本代表になり世界大会にも出られご活躍されたとお伺い致しました。

「つい先日、逢いに行ったときは元気で食事も全部食べて楽しそうだったのに...『また来るわ。』って別れたのが最後になってしまって...」
長い闘病生活をお送られておいででしたがまだまだお元気だったため突然のお別れにご長女様はお柩の側を離れて難いご様子でお顔を見られては泣いて、
「お母さん...お母さん...。」
と、ポツリ、ポツリと話しかけられておられました。
そのご様子に倒れてしまわれるのではないかと私共も大変心配いたしました。

最初にお話しをさせて頂いた時お好きだった物をお伺いしたところ、うなぎ、刺身、やせうまだと言われておられましたのでお供えでうなぎの蒲焼、やせうまをご準備させて頂きました。
「最後に食べさせてあげたかったんです。ありがとうございます」
と、ご長女様が大変喜ばれ笑顔になって頂きました。

お別れの時、皆様で祭壇の花をすべてお柩の中へ、お顔の回りにお好きだった胡蝶蘭をお一人、お一人にお声を掛けながら手向けて頂きました。
お供えはご長女様に納めて頂きました。
「お母さん...好きやったやろ?食べてな...もっと一杯食べさせてあげたかった...」
ポロポロと涙をこぼされながらお別れをされました。
「ゆっくり休んでください。」
喪主様の労いのお言葉でお閉棺となりました。

爽やかな初夏の日差しの中ご出棺となりました。


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