2021年3月12日

家族葬エピソード336:「もう一度、作ってくれたコンニャクが食べたい」

家族葬エピソード336:「もう一度、作ってくれたコンニャクが食べたい」


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 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

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 0120-01-8768

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 大分県大分市下郡1686-2
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家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
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 大分県別府市堀田7-1
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家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1

家族葬エピソード336:「もう一度、作ってくれたコンニャクが食べたい」

故人様は80代の女性でした。
お柩の周りには沢山の親族の方が集まり、故人様の思い出話をされていました。

「晩年は認知症を患い、何もわからなくなってなー」
ご主人様はそう言いながら少し寂しげにみえました。

お柩のそばには生前の奥様がコンニャクを前に記念撮影されていたり、自宅のお庭で友人の方々と微笑まれているお写真が飾られていました。

おイモ?
お写真を拝見した時に(得意料理かな)と疑問に思っていたら、
「コンニャク作りが得意で芋から作ってたんです」
といつのまにか隣にご主人様がいらっしゃいました。
「おイモからですか?」
驚きながら質問をすると細かいところまで色々と教えてくださいました。

ご親族様だけということもあり時間はゆっくりと過ぎていきました。
皆様からは談笑される声も聞こえていました。

お式は粛々と進み、ご主人様からの最後のご挨拶になりました。

穏やかな表情、時折笑いを交えながら語るご主人様。
でも、奥様の得意料理の話になったとき、涙で声を詰まらせてしまいました。
「もう一度、作ってくれたコンニャクが食べたい」
それを聞いていた皆様も涙が止まらず、ちこちのお席から嗚咽が聞こえてきました。

お孫様も泣きじゃくってしまい
「こんなにたくさんの方々に愛されていたんだなー」
と奥様の偉大さを感じました。

出棺の時、親族の皆様に丁寧に挨拶されたご主人様は、私達スタッフにも
「ゆっくりと故人を偲ぶことができました。皆さんのおかげでとてもいいお式になりました。ありがとうございます」
とお声を掛けてくださり、とても嬉しく思いました。


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