2021年2月14日

家族葬エピソード310:「こんなにたくさんの動物がおばあちゃんと一緒に行くけん寂しくないね」

家族葬エピソード310:「こんなにたくさんの動物がおばあちゃんと一緒に行くけん寂しくないね」


logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1

家族葬エピソード310:「こんなにたくさんの動物がおばあちゃんと一緒に行くけん寂しくないね」

「小さくて可愛らしいおばあちゃんが畑で土いじりをしている姿をよく覚えてます」
とお話して頂いたのは1番上のお孫様でした。

器用で多趣味な故人様は編み物や浴衣や着物の羽織などを作られていたそうで、喪主を務められた長男様は
「小さい体をもっと丸めてせっせと縫い物をする母の背中が1番印象に残っています」
とお式の最後手を少し震わせながらゆっくりと語られておりました。

喪主様の奥様が
「おばあちゃんは小さくて色白で初めてあった時は優しそうだなって思ったけど芯が強くって負けず嫌いで根性のある人だった。
野菜のことや家の事厳しいけど優しく教えてもらった」
とご遺影をご覧になられ目に涙を浮かべながらお話してくださいました。

たくさんのお孫様、曾孫様が駆けつけられ色とりどりの折り紙で折り鶴や猫、色んな種類の動物を作られ一つ一つに名前を書きお棺へとお供えされました。

「こんなにたくさんの動物がおばあちゃんと一緒に行くけん寂しくないね」
と小学生の曾孫様が声をかけられるとご親族のすすり泣く声が聴こえてまいりました。


logo_color.png

大分別府の家族葬ファイン

ファインのお葬式

株式会社ファイン

おおいた仏事の窓口

おおいた包括ケアネット・ファイン

●判田台会館コールセンター
 0120-45-1357

家族葬の判田台会館
 大分県大分市判田台北4丁目1-3
 097-597-4813

●備庵コールセンター
 0120-01-8768

家族葬の備庵【牧・下郡】
 大分県大分市下郡1686-2
 097-547-7995

家族葬の備庵【山津】
 大分県大分市山津町2丁目5-6
 097-578-9494

家族葬の備庵【別府・船小路町】
 大分県別府市船小路町4-6
 0977-76-5618

家族葬の備庵【別府・堀田】
 大分県別府市堀田7-1
 0977-75-8768

家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
 大分県豊後大野市三重町菅生1652-1

家族葬エピソード309:「もうすぐ百歳って言ってもやっぱり離れるのは嫌だ」

早くに奥様を亡くされ小さいお子様を男手ひとつで育てられた故人様。
優しくてユーモアがあり、育児と仕事を両立され頑張ってこられたお背中を娘様たちはずっと見てこられたそうです。

喪主を務められた長男様はお式のあとのご挨拶で
「1番思い出に残っているのは、海岸の岩場を足元気をつけろよと声をかけながら釣りに連れて行ってくれたことです。
孫と曾孫を可愛がり施設に顔を見せに行くと穏やかに微笑んでくれていました」
と故人様との思い出を語っておりました。

遠方から駆けつけられたお孫様は到着してからお式の直前までお柩の近くで安らかなお顔を見つめられただ涙を流すばかりでございました。
入所されていた施設の方がお参りに来られ
「本当に穏やかで施設の皆も大好きでした。
他の利用者様も入院から帰ってこないことを心配されています」
と涙を流しながら長女様に声をかけられると、それまで気丈に振舞っていた長女様も大粒の涙を流され
「お父さんが穏やかに過ごせたのも施設の皆さんのおかげです。ありがとうございました」
と握手をされておりました。

お別れのお花入れでは、たくさんのお花とお孫様がまだ小さい曾孫様と一緒に折られた折り鶴を入れられ長女様が
「向こうでお母さん待ってるからね。お母さんに会ったら皆のことは心配するなって伝えてよ」
と声をかけお顔に触れられておりました。
「いくら声をかけても足りない。もうすぐ百歳って言ってもやっぱり離れるのは嫌だ」
とご親族の言葉を聞かれると喪主様が堰を切ったように泣かれ故人様との別れを惜しまれておりました。

朝は降っていた雨も止み晴れ渡る空の下ご出棺となりました。